南海トラフ地震についての備え

政治

約1週間前の令和6年8月8日に日向灘の地震が発生してから、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の情報が出ている。

普段からの備えが大事といいつつも、やはり日常生活を送っていると忘れがちで
特に地震に関しては台風・大雨などのように事前に予報がないことでつい忘れてしまっている。

そこへきてこのような地震の注意報が出されることは筆者にとっては初めての経験なので、結構不安な1週間を過ごしている。

そんな中、Yo●tubeではしきりに地震についての予言だとか元自衛隊員・元消防隊員と自称する人の動画が出回り、見たくなくても目に触れてしまう状態だ。


すべてが不安を煽る悪い内容ではないし、災害時の備えとして役立つ情報もたくさんあるので何とも言い難い。


とにかく、
どこか遠くへ逃げるわけにもいかず、注意情報といわれてもどうしていいのか。


ただ、無駄に不安や恐怖心だけ抱いていても仕方がないので
筆者は防災についての備えを再確認することにした。


夫と2人暮らしなので、災害発生時は夫は家に帰ってくるか一応意思確認…w
(夫は接客業なので家に帰らず避難誘導もあり得ると思う。)

夫と2人で防災バッグの場所確認、懐中電灯の場所確認、ブレーカーの場所確認をした。
声に出して何度も復唱。


先日、神奈川県で震度5弱の地震が発生し、
久しぶりにテレビとスマホのアラートを聞いた。

筆者は地震が発生した際は、自宅では全く倒れてくる家具のないベッドルームに逃げ込むと心に決めているw

ちょうど私は座ってテレビを見ており、夫はその隣のスペースに立ってシャドーボクシングをしていた。

テレビに地震アラートが出た瞬間、私は即座に立ち上がりベッドルームへ向かって走った。
その行き道に立っていた夫の腕を引っ張って「早く、こっち!」と言いながら。

夫はポカーンとして動かないので、手を放して私だけベッドルームに逃げ込んだw


幸いなことに筆者の家は東京なので大した揺れではなかった。

夫が驚いていたのは、アラートが出た瞬間に私がすでに行動をとっていたことだった。


これこそ日頃の備えということである。


”こうなったときはこういう行動をとる。”


それだけ決めておくだけでも全く行動が変わるということが分かった。

何も決めていなかった場合、恐らく夫同様にアラートにビックリしてポカーンと立ち尽くしてしまっただろう。

そういえば、学生の頃には避難訓練で机の下に隠れてそのあとは校庭にダラダラと移動して、点呼をとる。ということをしていたけれど、
ダラダラとやっていたとしてもいざというときには”どういう手順で何をやる、どこの階段を通って校庭に出る、人数確認が必要”ということが身につくのであろう。

ということで、
夫とは確認点の復唱を何度もしたのだ。

単純明快にしておけば頭が真っ白になった人間はそれだけはかろうじて思い出せると思うから。



ちなみに、災害発生時に筆者はNHKのX(旧Twitter)の防災情報を確認するようにしている。
芸能人などがリツイートで情報発信もしてくれているが、彼らも情報のプロではないので誤情報を悪意なくリツイートしてしまう可能性が考えられる。

そう考えると、一応防災用のアカウントかつ公共のものを信じるのが一番良いかと考えている。


(NHKさんが誤情報だしたら、それはもう誰か音速でツッコミ入れてくれ…。)


一応、筆者が防災用にフォローしているアカウントは以下の2つ。

NHK生活・防災 @nhk_seikatsu

首相官邸(災害・危機管理情報) @Kantei_Saigai



また、地震臨時情報が出されている現在はベッドの横にいつもの履きなれた靴を置いておくようにしている。
その他にも、各種SNSでは能登半島地震の際に本当に困ったこと、経験してみて感じた準備しておくべきことなどをアップしてくれている人もいるので、普段はただただ時間を溶かしてストレス発散しているだけのSNSを、今週は有効な時間に変えてみるのもよいだろう。

皆様も備えを大切に。


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