久しぶりにテレビに怒っている件

政治

NHKから国民を守る党の党首・立花孝志氏が3月14日、財務省前で男にナタで襲われ大けがを負う事件が発生した。

犯人は動機について「他の議員を自殺に追い込むようなやつだからやった。」と供述。
この動機はマスコミの偏向報道による犯人の”思い込み”とみられている。

TBSの報道特集という番組では、立花孝志氏は兵庫県知事のパワハラ疑惑のについて追及していた竹内兵庫県議会議員に対し、デマを流布して竹内議員を精神的に追い詰めた、として執拗に報道。

立花孝志氏は報道特集のインタビューを受けた際のレコーディングをノーカットでYoutubeにアップしており、どのように偏向報道されるか(編集されるか)を検証。
お互いに一歩も引かない戦いという状態だっただろうか。
とはいえ、個人のYoutubeと公共の電波を使った放送では意味もやっていいことも全く違うのだが。

犯人が供述からすると、この偏向報道が立花氏の殺人未遂事件へつながった可能性があるのだ。


話は変わって、日本テレビでは3月18日のザ!世界仰天ニュースで豊田商事事件について特集。

1985年、巨額詐欺事件を起こした豊田商事の会長が自宅で殺害された。
その事件発生時、会長の自宅前は会長が逮捕されると聞きつけた大勢のマスコミに囲まれていた。
犯人の男性2名はその報道陣に対し、会長殺害を宣言し堂々と自宅に侵入。会長は全身13か所を刺され死亡した。

大勢のマスコミは犯行を止めることもせず、ただその惨状を撮影するという行為を行ったのである。

犯行後の救命活動については語られていないが、犯行を止めることすらしていない状況から誰も被害者の救命活動はしていなかったと考えられるだろう。

会長自宅前は大勢のマスコミに囲まれ逃げ場もない状態で、これは大勢のマスコミも共犯と言っても過言ではない。

マスコミは殺人事件を起こして、堂々とそれを全国に恥ずかしげもなく放送したのである。


そして現在、それを恥ずかしげもなく「カメラの前でまさかの殺害!」とタイトル付けてエンターテインメントにしているのである。


この2つの事件、そしてそれを反省するどころか悪びれもせず堂々としているさまからして
「マスコミ様は何をやっても許され、自分たちがすべて正義で、人を操って殺人事件を起こすことすらできる。」
と言っているように筆者には見える。

こんなものに何億円という広告費を支払って、それを商品代として消費者は支払い、まったくもって馬鹿々々しい話である。


ここ最近はテレビを見ない理由が、単に番組が面白くないからではなくなった。
こんなものにお金を払うのは犯罪に加担している行為だと思うからである。

抗議の意を込めて、スポンサー企業の商品は買わないということにもつながる。

どういった場所に広告が出るのか、というのはスポンサー企業にとってはブランドセーフティとして非常に重要な観点だが、テレビという場所が本当にブランド毀損につながっていないかはよく考えなければいけないと思う。

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