金銭感覚の合わない人と結婚してはいけない理由

政治
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3月3日、総理大臣公邸で自民党衆議院1期生15人と首相の会食が行われ、それに際し首相事務所側から1人当たり10万円分の商品券が配布されていたことが発覚。
首相側は労いの気持ちを込めて配布したとのことだが、1期生議員側から不適切・迷惑であると返却が相次ぎ、結果として15人全員が返却することとなった。

“石破首相は14日の参議院予算委員会で、自らの政治的、道義的な責任を問われ、「政治は結果責任なので多くの人が不快な思いをし、怒りを持っていることには当然、責任を負うべきだ。『本当にありがとう』『すまないね』という気持ちを伝えたいと自分が思っていても世の中の人がそう思わないのであれば真摯に受け止め猛省する」と述べました。”
石破首相 自民議員に商品券「法的には問題なし」野党は追及-2025年3月14日 19時49分(NHK)


自民党はこれをきっかけとして参議院選挙前に首の挿げ替えを行うのだろうか?

石破首相が総裁選に勝利してからのこの数か月間、何か違和感を感じている。
あれだけ石破大好きだったマスコミも、今は首相批判に転じている。
マスコミが批判するとなぜだか裏があるように感じてしまう疑心暗鬼…笑


今更だが、おかしかった自民党はどんどんおかしくなるいっぽう。
とはいえ、結局いつも大きく騒がれるのは「カネの問題」ばかりである。

カネの問題も大問題なのだが、法整備や国の将来のあり方を決めかねない方向性の部分がおかしいことについてもっと批判されてほしいと思う。

外国人は簡単に日本に入国でき、簡単に運転許可を得て市民を命の危険にさらし、医療保険にはタダ乗りして、タダで日本のキャンパスで学んだ技術で日本を脅かす兵器を作る。

おかしなヤツはどこにだっているし、どこの国にも自分のことしか考えていないヤツもいるし、外国人にその環境を提供しているのだって他でもない日本人だ。

外国人を優遇するために身を粉にして働き、貧しい暮らしを強いられ、観光でやってくる外国人に物乞いをして、なぜ自分たちが貧しいのかさえ気が付けない。
そんな未来をあえて選ぶのだろうか。


話を戻すと、石破首相は10万円をどういう感覚で配ったのだろう。

国民が日常生活に苦しんでいる中で増税を推し進め、それでいて自分は10万円をお小遣いのようにほいほい渡す、その感覚が国民感覚とズレていると言われている。

その批判も正しいと思う。

ただ、筆者はむしろこう思ったのだ。


「たった10万円で新人議員の人気とりをしようとしたことが仇となった。」


たった10万円だ。

今時、10万円で何が手に入るだろう。
高級車どころか中古車も買えない。パソコンも安いスペックの低いパソコンしか買えない。
旅行に行こうと思ったら、ビジネスホテルに泊まる節約プランでしか行けない。

周りに見栄をはれるようなおいしい思いができるようなことは10万円では何もないのだ。

これが100万円だったら新人議員側も黙って受けとって石破首相に今後便宜を図ってくれたかもしれない。


103万円の壁議論にも思うところだが、
物価は想像以上にめちゃくちゃ上がっているのだ。

その感覚の鈍さが、今回の問題で浮き彫りとなった。
彼が首相で総裁で103万円の壁議論をしていたら、そりゃ壁引きあがらないよ。

彼はどれだけ物価が上がっていて、103万円がいかに時代に現状に合っていないかわかっていないんだよ。本気で。

説明しても理解していないってことなんだよ。
この10万円の物価感覚。


衆議院選ではカネの問題で自民党の人気がヤバいし、色々ヤバいことはこの党内の嫌われ者に一旦やらせておいて、「いやー、やっぱりあの人だったから駄目だったよね。」と責任を擦り付けるためにこの人が総裁に選ばれたのではないかと疑ってしまう。

そして首を挿げ替えて、
「一瞬だけ変な人が総裁だったせいなだけで、自民党自体は大丈夫だよ!」
というアピールでその座に座り続けようとしているのではないだろうか。

そこまで賢いかな…?


ただ、それに騙され続けているのが我々日本人なのだけれど…。

筆者は別に自民党大っ嫌い人間ではないが、さすがにここまでくるとどんなに応援したい議員さんでも自民党ということが理由で投票は躊躇してしまう。


近頃、仕事が忙しくてあまり政治のニュースを見ていなかったけれど、
自分の将来、子どもたちの将来を考えると優先順位を落としてはならないことだと反省するばかりである。

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