おじさんvsおじさん

10月9日に衆議院を解散することを決めた石破新首相。
色んな新聞の世論調査では概ね50％程度の支持率となっている。

へー。
思ったより支持率が高い。

みんな発足時は高いというのはあると思うけど、今更まだ自民党に期待する声はあるんだなと思った。

高齢女性からの支持率が高いという記事も見かけたけど、年代別の全調査結果が出ていないのでいまいちわからなかった。

日経新聞には支持する理由は”人柄が信頼できるが49％でで最も多かった。”との記載があった。
石破さんといえば、後ろから弾を打つといわれているのが有名だが、それでも支持の理由の半分が信頼できるなんだから凄い。
石破さんのアピール力がすごいのか、マスコミを信じる人が多いのか、単純に日本人はお人好しなのか。

歯に衣着せぬ物言いという風に紹介されているのも昔からチラホラ見る。

一応、ググってみたが、
「歯に衣着せぬ物言い」とは、つつみ隠すことなく、思ったままを率直に言う、はっきりと飾らないで言うという意味。
だそう。

●●は議論から排除すべきではない。

みたいなことを毎回おっしゃっている印象。
要するに自分はどう考えているか、どうしようと思っているかはいっさい表明しないのがこの人の特徴。
すべての可能性がありますよってずっと言い続けている。

すべての可能性があるのって当たり前だよね？

世の中に100％があり得るかしら？

死んだ人は生き返らないとか？
それでも、未来ではそれも覆ってるかもしれないよね。
ということは、それも議論から排除すべきではない？

これで歯に衣着せぬ物言いといわれているんだから大したもんだ。


筆者が気になっているのは、この方は軍事オタクなところ。
軍事オタクだから詳しいし、という期待を込めている人もいるみたいだけど、筆者は正直怖いと感じている。

思想や理念がこの人からは感じられない。
ただのオタク。

好きだったら当然使ってみたいよね？

自国防衛のために防衛力を高めることは当然必要だ。
それとは関係なくアレコレ理由をつけて自衛隊の人を戦地へ送り込んで戦わせるということはしないでほしい。

この意見には反対の人も多いと思うが、筆者は自衛隊という名前でのらりくらり、あくまで自衛しかできないんで！というスタンスでいたいと思う。
（憲法改正反対という意味ではない。）

災害大国の日本で、自衛隊の人は本当に忙しんだから…。


大金貢がされて「日本は何にもやってない。」と馬鹿にされたりもしたけど、自衛隊の人には自国の領土を守る以外の場所で戦ってほしくない。


日本人のお得意技じゃない。
いつもヘラヘラ。
のらりくらり先延ばしにすること。

ただ、脅威は本当に目の前に迫ってきているとも感じる。
そもそもアメリカ人が日本人のことを命を懸けて守るはずもないし、アメリカ世論も日本のためにアメリカ人が命を落とすことを許さないだろう。

彼らだって自国民と自国の立場を守るのが最優先で当たり前。


ところで、立憲民主党は党首が野田元首相となった。

マスコミはアメリカみたいに二大政党制に見せたいのか、よくこの2人を対峙させて次の選挙はどうなる的なものを見かける。

日本は別に二大政党制じゃないし。


ただ、アメリカがバイデンvsトランプでおじいちゃんvsおじいちゃんに嫌気がさしたのと同じで、日本もおじさんvsおじさんで、筆者は嫌気がさしている。