国会の答弁や各省庁の資料は実は面白い!

政治

改正NTT法について執筆するにあたり、リサーチで資料を読み漁っていた。
記事はこちら:NTTの株売却とは何を意味するのか

筆者は子どものころから政治に関心が強い両親に育てられたため、周りの人と比べると少しは政治に興味はあった方だと思う。

ただ、街中で街宣していたりしてもリーフレットは筆者には渡されなかった。

私のような若者は選挙に興味がないと、”政治に興味を持って!投票に行って”と呼びかける立場の人たちが決めつけて渡してくれないのだ。

断ってすらいない。
なんならもらおうとしてわざと目の前を通るのに、私の手が届く距離になるとスッとリーフレットを下げるのだ。
そして、私の真後ろの人に渡す。

そういう態度に嫌気がさして選挙に行きたくないなと思ったことすらある。

若い女性はどうせ政治に興味がない。

若い女性の意見は意味ないですか?
と言いたい。
若い女性は無知でマスコミに流されているから意味ないですか?

何もかも決めつけである。

確かに投票率は年代別で見ると若い人の方が低いだろう。
参考:総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について


気持ちはわかる。
私も20代の頃は遊ぶのに夢中、やりたいことがたくさん、お金がないから仕事もたくさん詰め込みたい。やることが多すぎて時間が全く足らなかった。

ただ、投票率は0%ではないのである。

今、働く人の
今から日本で生きていく人の
今の声を

聞くのがそんなに嫌かい?


そういう人たちが動かないと世の中は変わらない。
というより、筆者はポジティブにとらえている。

要するには若い人の投票率が40%くらいなのであれば、残りの60%を動かせた人の勝ちなのだから。

こんなにチャンスがたっぷりあるということだ。


筆者は2024年の東京都知事選をきっかけに、再度政治に興味を持つようになった。
(20代の頃は本当に優先順位が低かったと思う。)

30代になって結婚もして、時間にも経済的にも余裕が少しできた。

そうするといろいろなことが気になり始める。


20代よりも収入が上がって税金をたくさん納めるから興味が出る人もいるだろう笑

筆者はニュースなどで見る様々な問題に対して、本当に必要な人に対してお金が足りないのなら税金上げてもいいよと思っていた。
保育士さんとか介護士さんとか必要な人材リソースを、子どもがおなかを空かせているなら給食費のあてに、などだ。

そんなこんなでたまたまだが、東京都知事選に広島県安芸高田市の元市長石丸伸二氏が立候補したことをきっかけに興味を持って調べ始めた。

応援しているのではなく、広島の人がなんで?くらいに思ったからだ。

どうせ国政選挙のための売名か?くらいに思っていた。

さらには蓮舫氏も立候補していたので、みんな上手くいかなくて血迷っているのか?wくらいに思っていた。

まぁ、小池都政に大して不満はないし、コロナの時がんばっていたよね。くらいに思っていた。


そうして調べていくと…、


出るわ出るわ。

どういうこと?日本どうなってるの?

え、私は今までなんてボーっと生きてきていたんだろう。

このままでは私は近い将来安全に今の暮らしを続けることができないのかと恐怖を覚えた。


そうして、文句を言っているだけでなくできることは何かないかと考えるようになったのだ。


自分の力、自分の一票の武器が日本を変える。

それは、自分自身の人生に責任を持つことだから。


日本ということは自分自身の暮らしということだから。

だから筆者はここでこうして文章を書くようにした。
公開されている場所で書くことにした。私と同じでのんびりでもいつかハッと気づく人が増えてほしいから。



話を冒頭に戻すと、リサーチで総務省の資料や国会の答弁書を読んでいると、これが結構面白い。

新聞記事や他社のブログでは似たような見解と似たような概要説明が大量に出てきてしまって、ざっくりとしかわからない。
これまではそれで満足して知った気になっていたのだが、
言葉だけが独り歩きしていたり、深い意味を捉えずに批判しているだけのものも多く違うと感じた。

これまではテレビやうわさで聞く各議員の表面上しか知らなかったが、質問と答弁を文章で読んでいくと、”へー、さすが。”と思った。
国会議員になる人はやはり勉強しているものなんだなと。

適当に人気とりだけでではやっていけないのだろう。

これまでは変だ、怪しいと思っていた人たちもYoutubeなどを見ていると、なんだこの人まともなこと言っているなと思ったり、すごく賢い人なんだなと伝わってくるものもある。


イメージが圧倒的に悪い”官僚”という言葉も、
資料などをいろいろ読んでいるとさすがと思うものばかり。

しっかり勉強した人、ある一定程度の賢さがないとなれない職業の人というのは違うんだなと。

意見が合うあわない、人としてどうこうはさておき、
筆者はこれからもいろいろとマイペースに学んでいきたいと思っている。

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