たまにはL’Arc〜en〜Cielの話を。
筆者がラルクに目覚めたのは中学2年生の終り頃だったと思う。
それまではHIPHOPグループのKICK THE CAN CREWがずっと好きだった。
マネをしてユニクロでちょっとダボダボの服を買って着ていて、髪も短かったから見た目は男の子みたいだった。
いつかKICK THE CAN CREWのライブに行くことが夢だったが、残念ながら2004年に活動休止となってしまう。
KICK THE CAN CREWから派生して、たまにケツメイシとかRIP SLYMEとかも聞いていた。
RIP SLYMEが書いた小説を買って読んでいたら、内容があまりにも下品だったので親に怒られたことがある笑
そんな完全HIPHOP大好きっ子だった筆者はロックとは無縁。
KICK THE CAN CREWが活動休止となり落胆した日々だった。
中学生の頃は家庭でケーブルテレビに加入しており、休日は意味もなくスペースシャワーTVの音楽TOP100とか50とかの番組を流して聞いていた。
その日も休日でずっとスペースシャワーTVでチャート順に流れていく音楽を聴いていた。
TOP1でラルクのREADY STEADY GOが流れた。
最初はおそらく他のことをしていてきちんと聴いていなかった。
次の日も、その次もずっとTOP1に流れていた。
そしてある日、
「あ、この曲いつもTOP1になっている曲だ。」とふと興味を持ってテレビの前できちんと聴いてみた。
最初の感想は「なんだろう?不思議な曲。」と思った。
聴いたことがないような音楽で、不思議な感覚だった。
演奏している人たちも大してハッキリ映っていないし、誰なのか知らなかった。
ただ、何か引っかかったのか
また聴きたい
と思ったようだ。
次の日もチャートが流れるのを楽しみに待っていた。
TOP1になったらあの曲がまた聴けるぞ、と。
そしてTOP1でやはりREADY STEADY GO。
やった!また聴けた!
そう思った。
そしてまた次の休日もTOP1を楽しみに待つようになった。
そうしているうちに、
特にギターのカッティングから始まる部分が「なんだこれは!?」と思った。
そして、ギターソロもめちゃくちゃカッコいい!と気づき、ギターが弾けるようになりたいと憧れをもつようになった。
当時、自営業で店をやっていた母が休憩時間に暇つぶしでマガジンを購読しており、
筆者は店に遊びに行って母のマガジンを読んでいた。
母ははじめの一歩が好きで読んでいたらしい。
私は絵がかわいいからという理由でBOYS BE…とかが好きだった。
それはさておき、マガジンの巻頭グラビアにラルクが載っていた。
あ、この人たちREADY STEADY GOの人だ!
と思って、演奏している人たちがどういった人達なのか全く知らなかったので熟読した。
ふむふむ。らるくあんしえるって読むのか。
ロックバンド。
リーダーはtetsu(現在はtetsuya)でベース。
ん…?
え?
tetsuってTETSU69の人!?
驚いた。
TETSU69は知っていて、READY STEADY GOを知る前からソロの曲をよく聴いていたのだ。
知ったきっかけはめざましテレビ。
今、メガネ男子が大流行。
という感じで紹介されて、TETSU69の蜃気楼という曲がヒットしていると。
それをきっかけにTETSU69を知って、蜃気楼と15 1/2が大好きだったしカラオケでは私の十八番だった笑
とにかく、TETSU69という人は歌手だと思っていたので元々はバンドのベーシストだったとは…。
しかもたまたま好きになったバンドのベーシストでリーダー…。
そして、ボーカルはhyde…
ん?
これにも驚いた。
hydeって…HELLO歌ってたHYDEだ…。
そう、これまたスペースシャワーTVでチャートを聴いているときに出会った曲だった。
不思議な曲だなと思いつつも、なんだかかっこいい歌だなと思っていた。
これもよく聴いていた好きな曲だったのだ。
自分が好きでよく聴いていた曲を歌っている歌手2人が同じバンドで、好きになったバンドとは…。
そう考えると、
ロックとは無縁だったと思いきや意外とこの2人は聴いていたということになる。
ロックという概念も知らず、完全にHIPHOP少女だった私の心にいつの間にかいたこの人たち。
すごい。
そして何よりも憧れのギターkenである。
とにかく憧れた。
憧れすぎて自分もくわえタバコを出来るようにならないといけないと悩んだ笑
(父が喫煙者が大嫌いで子どものころから厳しく言われていたので、kenちゃんのせいでタバコについて真剣に悩むかわいい中学生…笑)
そして読み進めていくうちに知ったが、
小学生の頃に兄に「どうだ、これ初回限定版だぞ!かっこいいだろう。」と自慢されたCD、
Driver’s High
こ…
この曲、この人たちの曲だったんだ…(´;ω;`)ブワッ
なんだ。
私、小学生のころからこの人たちのこと好きだったんじゃん笑
当時はGTOのアニメを見ていて(マガジン購読者なので)
オープニングがとにかくカッコよかった。
中学生の兄はもちろんラルクファン。(当時はクラス全員ラルクファンだったそう。)
兄の真似をしていた部分もあったと思うが、ラルクが好きだった。
クラスメイトの子が非公認のグッズを売っているショップでラルクの写真がプリントされている下敷きを買って来てプレゼントしてくれたことがあった。
とても大切にしていたが、GTO放映終了からしばらく経つと忘れてしまっていたようだ。
この時はあの下敷きどこかに残っていないかと部屋中探してみたが見つからなかった笑
そして、当時はサブスクとかないので
レンタルCDショップでベストアルバムを借りて聴いた。
そうするとまた驚いた。
曲名はわからなかったが、この曲もこの曲も全部聞いたことがある。
この人たち…
こんなに有名でHITしている曲を作っている人たちだったんだ…。
その時、ふと思い出した。
兄が何かの折りに言っていた「俺、HONEYとかはかっこいいから好きなんだよな!でも、ラルクって時々すごい暗い曲やるんだよ。花葬とかは俺は好きじゃない。」
その話をされたとき、私は花葬の方がカッコよくて好きと思った記憶がある。
花葬の方が好きと思う小学生…w(花葬が発売されたのは筆者が小3の時)
そうか…、
なんだかんだで、私の中にはラルク好きが子どものころから既にあったんだな…。
そんなこんなで、
ラルクファンになり、高校生になってからはバイトしてファンクラブに入り、
初めてライブに行くこともできた。
20代になってもずっとファンだったが、あまりにも活動がなさ過ぎてファンクラブの会報もソロワークについてばかりでつまらなくなってしまい一時10年程度ファンを離れてしまったが、
コロナ禍で在宅ワークをしているときに突如「forbidden loverがめちゃくちゃ聴きたい…。」という謎の衝動にかられる。
そこから一気にまたラルク熱が再燃して今に至る。
(ちょうどその後にラルクの30周年ライブが発表されてチケットもとれたので、ライブに行けたこともファンに復活できた大切な要素だった。久々のライブは素直に泣いたw)
今のラルクが一番カッコいい。
アルバム、新曲、ツアー
気長にお待ちしております。
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